1924年にベルリンで開業した "ロメッシュ・カロッセリー" 社は、戦後ベルリンの壁によって分断されるまでの短期間のみ活動した幻のコーチビルダー。デザインを担当したスタイリストの名前から "モデル・ベースコウ"、あるいはその曲線的なスタイルから北米では "バナナカー" とも呼ばれたこのモデルは、木骨製の木型からアルミ外版を叩き出してVWビートルのシャシーに組み合わせるという伝統的手法で手作りされていた。1950年に地元ベルリンのモーターショーに出品。そしてこのときの成功に自信を得て、翌1951年からの限定製作が決定された。