第二次世界大戦が終結した翌年、1946年にデビューしたベントレー・マークVIは、R-R/ベントレーにとっては歴史上初めてとなる、自社製の全鋼製4ドアサルーンボディがスタンダード指定されていた。しかし、創業以来の伝統に則ってボディの無いローリングシャシー状態での販売も行われ、"特別なベントレー" を望む顧客のリクエストに応じて当時の名門コーチビルダーたちが競って美しいボディを架装した。今回出品されるエレガントなドロップヘッド・クーペ(D.H.C.)は、今は無きコーチビルダー、英国のアボットがただ1台のみ製作したものである。