東京コンクールデレガンス - 出品車両紹介 - D4 1963: Lamborghini 350GTV

D4 1963: Lamborghini 350GTV



古今東西、発足の経緯が最も有名な自動車メーカーの処女作にして、立志伝中の人物フェルッチオ・ランボルギーニのプライドの証、それが350GTVである。ジオット・ビッザリーニの設計したエンジンは、フェルッチオの希望通りV型12気筒、そしてヘッドは当時の市販フェラーリを越えるバンクあたりDOHCとし、さらに排気量も3.5Lに設定された。一方サスペンションも、当時のフェラーリではリアが固定軸だったのに対し、4輪ともに独立懸架とするなど、フェラーリへの対抗意識をむき出しにしたモデルであった。ランボルギーニ350GTVは1963年トリノ・ショーにてデビューするが、ホットすぎて実用には向かない性能、鬼才スカリオーネによるエキセントリックすぎるデザイン、カロッツェリア・サルジョットのコーチワークともに、上質で穏当なグラントゥリズモを造ろうとしていたフェルッチオの嗜好に合わなかったため、この試作車一台のみの製作に終わってしまった。
  • Last update: 12 Sep 2009.  
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